睾丸損傷こうがんそんしょう もし外力が大きくて破裂した場合は、陰嚢内に大きな血腫(けっしゅ)ができるので、ただちに手術を行い修復しなくてはならない。 その際、超音波診断やラジオ・アイソトープ検査が損傷の程度を知るうえに大いに役だつ。 単なる打撲の場合は、睾丸部をサポーターなどで安静に保つだけでよい。
睾丸破裂 どうなる?
精巣破裂を起こしている場合は手術断裂した白膜を縫合します。 修復不可能な場合には精巣を摘除することもあります。 また、精巣脱出症の治療でも手術が必要になります。 時間が経つほど精巣を取り除く可能性も増すことから、精巣破裂が疑われる場合には早期に手術に踏み切ることが重要とされています。
精巣外傷の症状は?
陰囊皮膚は薄く伸縮性があるため血腫,浮腫により大きく腫脹する。 また出血が下腹部,陰茎,肛門にまで及んで変色を伴う場合もある。 鈍的な精巣外傷は通常,局所の激しい疼痛,吐き気,嘔吐,下腹部痛などを伴いショック症状をきたす場合もある。
陰嚢水腫放置するとどうなる?
陰嚢水腫があって最も困るのが精巣機能(精子を作成する機能)が低下する危険性があることや前述の精巣捻転の危険性などが考えられますので長期の放置はしない方が良いと思われます。 陰嚢内に腫瘤形成が見られる場合があります。 精巣から発生する悪性腫瘍も稀に見られます。
陰嚢腫れの痛みは?
陰嚢水腫は精巣(睾丸)の周囲に液体がたまって陰嚢がふくらんだ病態の事です。 陰嚢の片側が大きくなり、左右差が出現します。 両側ともに大きくなることもあります。 痛みなどは特にありませんが、水腫が大きくなると、歩行時の違和感や圧迫感などを感じることがあります。