キーゼルバッハ部位(キーゼルバッハぶい、Kiesselbach's area)とは、鼻中隔の前下端部の粘膜の部位で鼻血の好発部位である。 静脈が集まっているところ。 鼻血はこの部分の血管が切れて出血することでよくおこる。 名称はドイツの耳鼻科医ヴィルヘルム・キーゼルバッハに由来する。
キーゼルバッハ どこ?
キーゼルバッハ部位とは鼻に指をほんの少し入れたとき、その指先が内側(鼻中隔側)で触れることのできる中央の硬い部分で、ここには血管が多く集まっています。
鼻血はどこから出るのか?
Q1. 鼻血はどこから出るのでしょうか? 鼻血は主に、左右の鼻をわけているしきり(鼻中隔)の粘膜から出ます。 とくに、鼻の入り口から約1cm入ったところは、血管が網の目状になり表面に浮き出ているので、くり返し出血しやすい場所です。
鼻血 小鼻ってどこ?
正解は「鼻翼」と呼ばれる鼻の横の膨らみ(いわゆる小鼻)です。 ここの内側の鼻中隔に「キーセルバッハ部位」と呼ばれる出血しやすい部位があり、鼻血の約95%はここから出血しています。
キーゼルバッハ部位 何センチ?
キーゼルバッハ部位 は鼻孔から約 1cm の鼻中隔前方部位にあります。 鼻腔粘膜は内頸動脈と外頸動脈の分枝から血 流を豊富に受けており、この吻合部にあるキーゼルバッハ部位は、毛細血管が多い上に薄い粘 膜でできているため、少々の刺激でも出血しやすくなります。