疾患としてのコミュニケーション障害が疑われたり、コミュニケーションの困難から心身に不調が現れている場合は、医療機関を受診した方が良いかもしれません。 吃音がある場合は耳鼻咽喉科、疾患としてのコミュニケーション障害や、睡眠障害や食欲不振などの症状がある場合は心療内科や精神科の診察を受けると良いでしょう。
コミュニケーション障害って何?
「コミュニケーション障害」とは、なんらかの原因により人とのコミュニケーションに困りごとや苦痛が生じる障害です。 例えば、「文章を上手く繋げることが難しく感じ、会話を続けることが困難に感じる」ことや「言葉を思ったように発することができない」などが挙げられます。
コミュニケーション障害 どんな人?
人と話そうとすると緊張して上手くいかなかったり、相手の意見を聞くことができず一方的に話してしまったりする人がいます。 こうしたタイプの人たちをまとめて、俗に「コミュ障」と呼んでいるのです。 ただ「コミュニケーション障害」という言葉は、医学的な意味もあるので、区別して使うべきだと考えられます。
コミュ障の例は?
インターネット上でよく言われる「コミュ障」とは重度の人見知りで人とまともに話せない緊張して異性と話せない目を見て話せない言葉がどもってしまう空気を読むことが苦手一方的に話し、場に沿わない発言をする少しでもネガティブなことを言われると怒り出す会話が続かない、会話のキャッチボールができない
コミュ障の病名は?
医学的に診断される「コミュニケーション障がい」とは アメリカ精神医学会の「DSM-5」(精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版)では、言語や会話、コミュニケーションに困難がある疾患の総称として、「コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群」という診断名で記載があります。