唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、「噛む」「話す」など口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。 唾液が減って口の中が乾燥すると自浄作用が低下し、タンパク質を分解する細菌が増えるので、口臭も濃縮されてニオイがきつくなります。
うんこくさい口臭の原因は?
胃腸など消化器の働きが低下すると、消化できなかった食べものが体内に長くとどまることになり腐敗臭を発生させます。 この腐敗臭に含まれる臭い物質がインドールやスカトールといった悪臭のガスで、腸管から吸収されて血流に流れ込み、肺から呼気に乗ってうんこくさい口臭の原因となります。
口臭 ドブ 内臓 何科?
内臓など体に原因がある場合は、歯科医ではなく内科医の受診がおすすめです。
口臭の治し方は?
したがって、口臭をケアするためには口内を清潔に保ち、口内の乾燥を防いで唾液の分泌を十分にすることが重要です。 歯磨きをしたり、舌苔の除去を定期的に行ったりすると良いでしょう。 たばこを吸っている方は禁煙するのがおすすめです。 また口臭は病気が原因で生じる場合もあるため、気になる方は早めに専門医に相談しましょう。
起床時の口臭予防は?
朝ご飯をよく噛んで食べることで唾液が分泌されるので、口臭予防に繋がります。 また、朝起きて、うがいや歯磨きをすることは口臭予防だけでなく、むし歯や歯周病の予防にもなります。