「口の中が乾いている」の原因と考えられる主な病気には次のものがあります。 糖尿病 こむら返り 糖尿病性ニューロパチー 脱水症 慢性腎盂腎炎 熱中症 カンジダ感染症(口腔・手足など) 心因性多飲症
口が渇く病気は何?
①糖尿病:血糖値が高くなり糖を含んだ尿が大量に出るため体内が脱水状態になり、口の渇きを感じます。 ②くも膜下出血・脳出血・脳梗塞:口の周りの筋肉も麻痺する事があるため唾液が減ります。 ③シェーグレン症候群:免疫の異常によって起こる膠原病の一つで、口や目、皮膚など全身に乾燥が見られます。
口の渇き何科受診?
軽症ではほとんど症状がなく、重症になってようやく、口が渇いたり水などを飲む量や尿の量が増えたりします。 口渇がみられるころには内臓や血管にも影響が出ていることが多いので、すぐに内科を受診してください。
口渇 のどの渇き?
大人は、体のおよそ60~70%が水分でできています。 体重が60kgの場合、36~42L程度の水分が体の中に入っている計算です。 そして身体の2%相当の水分が失われると、口渇中枢が刺激され、喉の乾きを感じるようになります。 喉の渇きがさらに進み、身体の3%相当の水分が失われると、脱水症状が起こりはじめます。
異常な喉の渇きの原因は?
喉の渇きが生じる原因は、体内の「浸透圧の上昇」もしくは「体液量の減少」によるものです。 人間の体には、浸透圧の上昇や体液量を測るセンサーがあり、そのセンサーから得た情報にしたがって、喉の渇きを生じさせる中枢刺激や水分摂取量の調節をしているのです。