では、なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか。 まず考えられるのが、風邪やアレルギーによる鼻炎など、何らかの原因で鼻づまりがある場合です。 子どもの場合は、アデノイド(咽頭扁桃)が肥大して鼻の通りを悪くしているケースもあります。 また、顔面の骨格の形状に問題があって空気が通りにくい場合もあります。
口呼吸 悪い なぜ?
口呼吸だと、風邪や感染症・アレルギーになりやすい 一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。
口呼吸どんなとき?
鼻閉(風邪)を起こすと、必然的に口呼吸となりそれが繰り返されると鼻閉時の口呼吸が習慣化していきます。 鼻呼吸障害を起こす状況と疾患として、アデノイド、口蓋扁桃肥大、アレルギー性鼻炎、後鼻孔閉鎖、鼻腔異物、慢性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、鼻茸や鼻腔腫瘍などがあります。 口呼吸をしていると、舌は低位になります。
口呼吸 出っ歯 なぜ?
ところが口呼吸が癖になると、舌が下がり上顎から離れて力のバランスが崩れ、頬粘膜の圧力が優位に。 頬からの力により歯列が内側に押され狭くなり、その結果、歯並びが乱れるのです。 また、常に口を開けているので下顎が下へ下へと成長し、出っ歯や乱ぐい歯、開咬といった不正咬合が生じるほか、顔つきも変わってきます。
口呼吸 口ゴボ なぜ?
口呼吸でバクシネーターメカニズムのバランスが崩れることも さらに口呼吸によってポカンと開いた口では唇や頬による外側からの力がかからず、バクシネーターメカニズムのバランスが崩れることがあります。 こうしてお口の内側から一方通行の力が歯にかかることで、出っ歯や叢生の原因となる可能性が高くなります。