お口の中の菌と病気 お口の中には様々な微生物が生息しています。 500から700種類の細菌が少ない人でも1,000億以上生息し、歯面、歯周ポケット、唾液、舌の表面などそれぞれの部位に特徴的な細菌集団を形成しています。 その菌は歯垢1gあたりだと糞便1gあたりより多いことが分かっています。 28 февр. 2020 г.
口内細菌の原因は?
口の中の汚れや細菌は、唾液のもつ自浄作用によって洗い流されますが、加齢によって唾液の分泌量が減ることで、さらに細菌が定着しやすくなります。 口の中の細菌には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあります。
口腔内常在菌の一覧は?
口内常在菌ロイテリ菌、乳酸菌、口内レンサ球菌など日和見菌肺炎菌、ブドウ球菌、大腸菌など 通常は無害だが、増殖すると悪玉化する。悪玉菌虫歯菌(ミュータンスレンサ球菌など) 歯周病菌(プロフィロモナス・ジンジバーリス、トレポネーマ・デンティコーラ、タンネレラ・フォーサイセンシスなど)
口の中の細菌が最も多い(=口の中が最も汚いのは1日の中でいつ?
つまり朝起きた時が一番口内の環境が悪くなっているのです! 細菌を体の中に取り込むのを防ぐために、朝起きたらすぐに口をゆすいだり、歯を磨いたりしてお口の中の細菌を洗い流してあげましょう。 就寝中にお口の中の雑菌が増殖するということは、夜寝る前の歯磨き・口内清掃がとても大切になってきます。
口内細菌の減らし方は?
基本は、毎日の「はみがき」が大切です。 食後は口腔内細菌が増殖しやすい環境になるため、毎食後にはみがきをしましょう。 歯の汚れである歯垢は、細菌のかたまりです。 歯垢はバリアを作るため、はみがき粉やマウスウォッシュだけでは除去できず、歯ブラシでしっかり取り除かなければなりません。