感音性難聴は、音を感じ取る内耳やそれより内部の聴神経など「感音器(かんおんき)」と呼ばれる部分の障害によって起こる難聴です。 感音器に障害が起こってしまう原因としてあげられるのが、加齢や病気、騒音などです。
かんおんせいなん?
感音性難聴とは?感音性難聴 感音性難聴は主にその原因が内耳の機能に問題があるために音が聞き取りにくいもので、またその奥の聴神経(蝸牛神経)や脳に問題があることもあることから、以前は神経性難聴と呼ばれていました。伝音性難聴 伝音性難聴は主にその原因が外耳、中耳が物理的に閉塞しているために起こる難聴です。 ... 混合性難聴
感音性難聴の原因は?
加齢性難聴は音を感じる部位が障害される感音難聴です。 主な原因は、加齢によって、蝸牛の中にある有毛細胞がダメージを受け、その数が減少したり、聴毛が抜け落ちたりすることです。 有毛細胞は、音を感知したり、増幅したりする役割がありますので、障害を受けると、音の情報をうまく脳に送ることができないのです。
感音性難聴の症状は?
◎ 感音性難聴感音性難聴は、内耳やそれより奥の中枢の神経系に障害がある場合に起こる難聴です。 感音性難聴の特徴は高音域の音が聞こえにくくなったり、複数の音を一度に聞いた時に特定の音を聞き分けたりすることが難しくなります。
高音域難聴の原因は?
有毛細胞の変化が原因 蝸牛内の有毛細胞は、入口側が高音域の変換を、奥側が低音域の変換を行っています。 加齢とともに有毛細胞は壊れてしまい、入口側から壊れていってしまいます。 そのため、加齢性難聴では高音域から聞こえにくくなっていきます。