その他、常時二足歩行を行う動物に鳥類やカンガルー、一時的な二足歩行を行う動物にイヌやクマ、サル(特に類人猿)などがあるが、いずれも骨盤と大腿骨の構造上、大腿骨を脊椎に対して垂直に立てることはできず(無理にやれば脱臼する)、直立二足歩行とは言えない。
クマ 何足歩行?
また、クマは人と一緒でかかとをついて歩く動物(「蹠行性」といいます。) なので、後ろ足で立って少しなら二足歩行することもできます。 驚くのはクマの走るスピードです。 時速40~50キロで走るそうです。
熊の足 何本?
ヒグマの手は指が5本あり、左右合わせて10本の指があります。
なぜ二足歩行になったのか?
これは股関節が軟らかいから。 でもふつう四足歩行の動物はこんなに自由な関節ではなく、動く方向や角度が限られる。 人類は軟らかい関節という準備ができていたおかげで、地上に降りてから直立二足歩行に進化できた。
直立二足歩行ができるようになったのはいつ?
なぜ直立二足歩行したか? 約350万年前のアフリカで、アウストラロピテクス(かつては猿人と言われた)の足跡が見つかっている。 タンザニアで有名な人類学者リーキーの未亡人メアリーたちが発見した。 この発見によって、アウストラロピテクスが直立二足歩行していることが証明された。