クラミジアを疑わせる症状があれば、男性であれば、泌尿器科や性感染症内科を、女性であれば、婦人科や性感染症内科をご受診ください。 クラミジア結膜炎は眼科におかかりになるとよいでしょう。
クラミジア結膜炎の治療法は?
クラミジア結膜炎の治療法は、抗生物質を含んだ点眼薬や眼軟膏と内服薬を医師の指示に従い使用します。 クラミジアは粒子状の時には宿主細胞内に取り込まれ、この状態の時には抗生剤の効果はありません。 処方されたお薬は必ず医師の指示に従った使用法を行って下さい。
クラミジア結膜炎の治療薬は?
基本の治療として抗生物質の眼軟膏による治療を6週間行います。 途中で治療を中止すると再発する可能性が高くなります。 抗生物質の種類としてはマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系が有効です。 混合感染を防ぐために抗生物質の点眼液、抗炎症薬の点眼液も併用します。
クラミジア性結膜炎の感染経路は?
現在日本でみられるクラミジア性結膜炎は、血清型D〜Fのものが原因しています。 性器を触った手で目をこすったり、感染者が使用したタオルで顔を拭くなどによって起こしますから典型的には利き腕側に発病します。 最近ではのどの感染から鼻涙管を伝って眼に症状を表すこともあり、利き腕と反対側や両目に感染するケースも増えてきました。
クラミジア 治療 何科?
・何科にかかればいいのか? 性感染症内科(性病科)、泌尿器科、耳鼻咽喉科におかかりください。 耳鼻科や泌尿器科のクリニックの中には、咽頭クラミジア検査を実施していない場合もありますので、事前に確認するとよいでしょう。