くしゃみをすると、誰かがウワサしているという俗信がありますが、その由来になったといわれているのが「一誹り 二笑い 三惚れ 四風邪(いちそしり にわらい さんほれ しかぜ)」ということわざです。
くしゃみをすると噂されている なぜ?
古くは、くしゃみをすると鼻から魂が抜けると信じられ、くしゃみをすると寿命が縮んで早死にするとされました。 昔は風邪で亡くなることも多かったので、風邪の前触れでもあるくしゃみは不吉なものと考えられていたのです。 それを避けるため「くさめ、くさめ……」と呪文を唱えるようになりました。
くしゃみは何回したら噂?
くしゃみの回数に関することわざ また、地域によっては意味合いが異なる場合もあるとされている。 関東では、くしゃみの回数が1回で良い噂、2回で悪い噂、3回が恋の噂、4回以上が風邪ひきといわれる。 これが関西にいくと、くしゃみの回数が2回までは一緒で、3回目は笑われているという。
くしゃみとは何か?
百科事典マイペディア「くしゃみ」の解説 鼻粘膜の刺激によって起こる激しい呼気運動。 鼻腔内の異物排除のための防御(ぼうぎょ)反応と考えられ,中枢は延髄にある。 刺激源は鼻汁,冷気,悪臭など。 かぜをひくとよくくしゃみが出るのは,炎症のため鼻粘膜の感受性が高まっていることによる。
くしゃみをするとどうなる?
くしゃみは、胡椒など鼻への刺激に対して起こる日常的な反射というイメージがあり、軽視されることが多いようですが、風邪やアレルギー性鼻炎などの症状のひとつでもあります。 また、くしゃみを繰り返すことで、体力を消耗しますし、鼻や耳などにダメージが蓄積されて疾病につながる可能性もありますので注意が必要です。