特別養護老人ホームは、介護や生活サポートを目的とした、介護保険が適用される施設です。 一方、養護老人ホームは、 身寄りがない、あるいは経済的に困窮しているなど、現在の環境で生活に困難を抱えた方を養護し、自立を促すための施設です。 あくまでも養護が目的で、介護保険は適用されません。
介護施設ってどんなとこ?
日常生活の身体介助や生活支援などの「介護サービス」と、「医療ケア」を行える施設です。 医師や看護師が常駐し、痰吸引や経管栄養など、通常の老人ホームでは対応が難しいケアができます。 また長期療養も可能で、緊急対応やターミナルケアや看取りなども行えます。
老人ホーム どんな人?
老人ホームの入居条件として、まず年齢制限が挙げられます。 多くの施設では60歳以上、65歳以上が入居の対象者に設定されています。 さらにグループホームや特別養護老人ホーム(特養)では、原則65歳以上が入居条件として決められています。
老人ホームではどんなことをしているのか?
多くの老人ホームは朝食後にテレビを見たり、入居者と雑談したり、自室で過ごすなど自由な時間が確保されます。 また、自由な時間を過ごした後は順に入浴をするケースが多いです。 入浴は週2回と決めている施設が多く、午前中に集中しますが入浴方法や性別などに応じて午後になることもあるでしょう。
老健とはどんな施設ですか?
介護老人保健施設(老健)とは、 介護を必要とする高齢者の自立を支援し、在宅復帰や在宅療養支援などを行うための施設 です。 長期入院が明けてから自宅へ戻るまでの期間に利用されることが多くなっています。 また、介護老人保健施設(老健)は公的な施設のため介護保険が適用されます。