雷サージは、電線やアンテナなどから家の中に流れてきて、家の中にあるテレビやパソコン、電子レンジなどの電気製品をこわしてしまうことがあるんだ。 だから、落雷によって雷サージが起こると、停電が起きたり、電車が動かなくなったり、インターネットがつながらなくなったりして、みんなの生活に影響が出ることになるんだ。
雷 どんなときに起こる?
空気が電気の力に耐えきれなくなった時に放電し、雷が発生します。 プラス電荷とマイナス電荷が引き合い空気中で放電します。 この雲の中、または雷雲同士で発生するものが雲放電で、雲と大地の間に発生するものがいわゆる落雷です。
雷は、どんな、さいがいか?
雷の前兆 雷の前兆として、真っ黒な雲や冷たい風・突風・急な雨・霰(あられ)・雹(ひょう)などの発生があります。 これらの前兆は、いずれも発達した積乱雲によってもたらされます。 ただし、風や雨の変化よりも先に落雷が起こるケースもあるので雷鳴や雷光に気づいたら早めに避難することが大切です。
雷 落ちた後 どうなる?
落雷の中でも最も大きな被害を及ぼすのがこの直撃雷です。 雷が建物や工作物、人、木などに直接落ちることで、10〜100kAという電流が流れます。 また、建物に落雷した場合には、地面に向かって雷の電流が通り抜ける際に家電製品などに過大電力や電圧がかかってしまい被害を及ぼしてしまうこともあります。
雷に打たれたらどうなるの?
人体に落雷があるとどうなるでしょうか。 体の表面を電気が流れる場合は,衣類の破損・焦げや浅いやけどになります。 体の中を流れると,心臓や肺の運動を停止させますので,致命的です。 両方に流れると心臓や肺への影響が軽減されます。