大きな原因のひとつは、本来は鼻へ抜けていく涙の通路(涙道)のどこかが細くなったり詰まったりしていることです。 涙は上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、眼の表面を潤し、栄養を与えた後は目頭の上下にある小さな穴(涙点)から顔の内側に入り、涙小管という細い管を通って涙嚢(るいのう)という袋にたまります。
風 涙出る なぜ?
ドライアイなどがあると、涙の量が減ったり、涙の質が悪くなることで、目の表面に乾いた部分ができたり、軽いキズができたりします。 その表面の部分は保護されていない状態ですので、風などの刺激で、反射的に涙を出して、目を守ろうとするのです。
左目だけ、涙が出るのはなぜ?
目にゴミやホコリが入ることで涙が出る 片目に異物が入ったときには、異物が入った片目からだけ涙が出ることがあります。 目にホコリや砂、花粉などが入ると、それらを排除しようと、体が反応し涙が出ます。
なんでか涙が止まらない?
また、鼻涙管(びるいかん)閉塞や鼻涙管狭窄(きょうさく)のように涙の通り道がふさがったり、狭くなったりした場合、あるいはそのふさがった部分が細菌に感染する涙嚢(るいのう)炎の場合には、涙があふれ出て止まらない状態になります。 また、顔面神経麻痺によっても涙の分泌が過剰になることがあります。
涙目って何?
涙の通り道が細くなったり詰まってしまったりすると、涙は悲しくなくても作られる為、目からあふれてしまう事になります。 逆に、何らかの刺激で涙が過剰に作られても、同じ症状がおこります。 これを一般的には「涙目」、医学的には「流涙症」と言っております。