雷は基本的に高い所に落ちやすい性質があります。 貴金属製のアクセサリーやメガネ、時計などの小さい金属物を身につけていても、落雷の危険度はつけていない状態と変わりません。 特にビルの屋上や山の頂上、周囲に高いものがないグラウンドは雷が落ちやすくなります。
雷 落ちた場所 どうなる?
家屋に落雷した場合、電流は壁を伝って地面に流れます。 その際、家電や天井、壁などの近くにいると放電流「側撃雷」を受ける危険があるそうです。 外出中に木の下で雨宿りをしていて雷に打たれるのも「直撃雷」ではなく、いちど木に落ちた雷の再放電による「側撃雷」によるものです。
雷は何で落ちるのか?
ふつう空気は電気を通しませんから、この場合、少しの電気では、空気がじゃまをして電気は流れないのです。 ところが、雲の中にたまる電気が多くなると、電気を通さないはずの空気の中を、電気が通ってしまいます。 これが雷が落ちるということなのです。
雷 木に落ちるとどうなる?
雷が木におちると、電流は水分の多い、幹の内側を通る。 丈夫な外側も一部焼け焦げる。 やがてそこから虫に食べられたり中がくさったりして、生き残った外側だけが、残った。 その虫は、悪いことじゃなくて、虫も木を食べながら、実は、その真ん中、いつか土になるでしょ。
雷 どこに落ちる 避雷針?
高いところの方が雲に近いので、避雷針に雷が落ちやすくなります。 その結果、避雷針の周辺では地上に雷が落ちにくくなります。 避雷針は電気を通しやすい金属でできています。