涙の98%は水分で、タンパク質(アルブミンやグロブリン、後述のリゾチームなど)、リン酸塩なども含有する。 一般的に弱いアルカリ性の液体である。 分泌された涙液は目の表面を通過したあと涙点に入り、涙小管・涙嚢・鼻を経て、喉から再吸収される。
涙は何でできているのか?
涙は何からできているのでしょう。 実は、涙のもとは血液。 涙は血液から赤い色(ヘモグロビン)などを抜いた血漿(けっしょう)といわれる透明な液体からできています。
涙 何層?
涙は外側から、油層、液層の二層構造をしています。
涙道 どこ?
涙道は目の内側にあり、涙点(入口)が上下にあり、涙小管、涙嚢、鼻涙管と通って、鼻の中に流れていきます。 このどこかが詰まると、流涙症状が出ますし、場合により目ヤニも出ます。 当院では、涙道内視鏡、鼻内視鏡を用いて、どのような涙道疾患にも対応しております。
涙目はどうしたら治る?
分泌性流涙 分泌性流涙はドライアイやアレルギーなどが関与して、目の表面が過敏になっていて刺激に対し過剰に反応して涙が分泌されてしまうことが原因です。 主な治療としてはドライアイやアレルギーの治療と同様に、点眼薬などの内科的治療が中心になります。