大きな粒の方が重たいので、雲の下の方に移動し、小さな粒は上昇気流によって雲の上の方に移動します。 そのため、雲の下の方では負の電荷が、雲の下の方では正の電荷が集まります。 また雲底に集まった負電荷によって、大地では正電荷が誘導されます。 これを「静電誘導」と言います。 26 окт. 2020 г.
雷 下から なぜ?
稲妻が上(雲)から下(地表)に降りるのは錯覚でもなんでもありません。 発達して垂れ込めた雷雲の下部分にたまった電子(マイナス電荷)は、プラス電荷をもつ地面へと、槍のようにプラズマ放電の枝を盛んに突き出します。 これが暗い雲からギザギザの光脈で降りてくる稲妻、稲光です。
なぜ雷は高いところに落ちるのか?
雷がなぜ高いところに落ちるのか、それは高い場所にプラスの電気が集まっているからです。 巨大な静電気である雷は雲の中で発生し、そのマイナスの電気が雲の下のほうに集まります。 そして地上のプラスの電気と引き寄せ合って電気の通り道ができることで、落雷が起こるんですね。 そのため、高い場所には雷が落ちやすくなるのです。
雷が落ちたらどうなるのか?
雷の電流は非常に大きいため、雷放電路を流れる電流により、配電線や通信線近傍の電磁界が急変し電線や金属部分に抵抗性結合及び誘導結合(電磁的、静電的)による過電圧が発生します。 発生した過電圧が電源線や通信線を通って電気機器に侵入し、被害が生じます。
雷が起きたらどうする?
雷に遭遇した場合は安全な空間へ避難 グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。 鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。