立ちくらみとは、立ち上がったときにふらっとめまいを感じることですが、これは立ち上がった時に血圧が急に下がり(起立性低血圧)、一時的に脳への血流が減少した結果生じる脳循環不全の症状です。
立ちくらみの原因は何でしょうか?
寝ている状態から座る、座っているから立つなどの姿勢を大きく変えたときに血圧が急激に下がる状態です。 原因がはっきりしないものもありますが、脱水、貧血などが原因になったり、パーキンソン病や糖尿病、アルコールなどが原因になることがあります。
立ちくらみが起きるのはなぜ?
立ちくらみのメカニズム 「起立性低血圧」や「脳貧血」とも呼ばれる立ちくらみ。 座った姿勢、あるいは横になっていた状態から立ち上がったときなどに、重力の関係で、体の中で一番高い部分にあたる脳に十分な血液が行き届かなくなり、一時的に脳内の酸素が不足して陥る状態です。
立ちくらみ 酷い なぜ?
立ちくらみの大きな原因となるのが自律神経異常です。 私たちの体内は血圧が下がると、それを感知して自律神経に指令を送ります。 指令を受けた自律神経は交感神経を活性化させ、逆に副交感神経の働きをセーブします。 活性化された交感神経は末梢の血管を収縮させて心拍数を上げ、脳への血流を促し、血圧低下を防ぐのです。
立ちくらみ 何科にかかる?
貧血により、立ちくらみや、運動をしたときなどにめまいや息切れを生じます。 貧血の原因をさがすことが必要です。 原因には出血、鉄欠乏、ビタミン欠乏などがあります。 主に内科、血液内科で治療されます。