乗り物酔い(動揺病) 耳の奥(内耳)に体のバランスをとるための器官があるのですが、乗り物の揺れや加速によってその器官が刺激されると、めまいと同じ症状があらわれた状態を「車酔い」とか「乗り物酔い」と言います。 酔いやすい体質でお困りの方は、ぜひ耳鼻咽喉科にご相談ください。
吐き気 何科に行けばいい?
吐き気にの症状が伴う場合、すみやかに消化器内科への受診をお勧めします。 食道・胃・大腸などの消化管の病気や、膵臓・胆のう・肝臓などの病気の可能性があります。 また胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎、膵炎、憩室炎などの繰り返しやすいおかなの病気を患ったことのある方も消化器内科への受診でいいでしょう。
酔い止め 処方薬 何科?
いつもふらついているような感じがしていたり、これまでは何でもなかった動きでも気分が悪くなったり、いつもの乗り物なのに乗り物酔いしやすくなっているなどの症状があれば医療機関(内科、耳鼻咽喉科)に相談してください。
船酔い 何日も続く?
船から下りても揺れる感覚が残る状態は「陸酔い」と呼ばれ、普通は2~3日で治まります。 1カ月以上続き、内耳や脳の病気などがない場合は「下船病」と考えられます。 比較的まれですが、長時間揺れが続く船や飛行機から降りた後、揺れやふらつきを感じ、頭痛や肩こり、吐き気を伴うことがあります。
メニエール病の原因は何ですか?
メニエール病の原因はずばり「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。 その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。 内耳には前述したとおり、①聞こえの細胞が詰まっている蝸牛と、②平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。