鶏卵は安価で質のよいたんぱく質源である。 これを代替するには、肉や魚、大豆・大豆製品などを用いるとよい。 鶏卵不使用の魚・肉加工品(ちくわやウインナーなど)、マヨネーズ風の調味料が市販されている。 また、小麦や牛乳のアレルギーでなければ、食パンやコーンフレークは鶏卵不使用の製品が多く利用できる。
卵アレルギー 何食べれない?
鶏卵によるアレルギーで完全除去する必要がある場合、鶏卵(うずら卵やあひるの卵を含む)と鶏卵を使った料理、鶏卵の入った食品を食べないようにします。 鶏卵はハンバーグなどのつなぎや揚げ物の衣、お菓子の材料などにも使われることが多くあります。
卵アレルギー 何から試す?
卵(鶏卵)については”加熱卵黄から” が安全です。 卵の初回摂取として卵ボーロや加熱度の低い調理卵(卵スープや茶わん蒸しなど)を摂取した後にアレルギー症状を起こし、外来受診されるお子さんが例年多くいらっしゃいます。 卵白よりは卵黄、非加熱よりは加熱卵が比較的安全です。
卵アレルギー食べられるのはいつ?
「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」が、2017年6月に小児アレルギー学会から出されました。 アトピー性皮膚炎(痒みのある乳児湿疹も含む)にかかった赤ちゃんに、鶏卵アレルギー発症予防を目的にして、医師の管理のもと、生後6ヶ月から鶏卵摂取を微量から開始することを推奨する。
卵アレルギー 食べたらどうなる?
食物アレルギーの4割(1歳前では5割)が卵のアレルギーです。 以前ブログに書いたように、典型的な即時型アレルギーであれば、殆どが摂取直後から30分以内、遅くても2時間以内に口から顔、そして全身へと赤くて痒い発疹が急に広がります。 症状が強い場合は咳や嘔吐を伴うこともあります。