そこで、東アジアで諸国と渡り合うため、大陸系の馬を朝鮮半島を経て連れて来たのが、日本の馬の始まりといわれています。 飼育や調教を担う職人集団もやって来て、馬の国産化が進められました。 その頃の遺跡から、馬に関する遺物が発見され始め、大規模な馬の生産がスタートしたことを裏付けています。 23 авг. 2020 г.
馬の歴史は?
馬の家畜化は、紀元前3500年頃の中央アジアにはじまったといわれている。 牡馬は肉用、牝馬は乳用、ともに牽引に用いられていたようである。 その後、車輪や馬具の発達により、馬は武器として利用されるようになる。 紀元前1500年前後には、馬に乗ったり戦車を馬に牽引させての戦いが始まった。
馬はどこから来た 日本?
日本在来馬の起源は、古墳時代に軍馬・家畜馬として、モンゴル高原から朝鮮半島を経由し国家方針として国内へ導入されたた蒙古系馬にある。 朝鮮半島からの馬の移送は対馬海峡を渡って対馬へ船で運び、そこから玄界灘を渡って九州本土へ船で運んだ。 馬の移送は難度が高く、対馬は重要な中継拠点だった。
日本史 馬 いつから?
さて、日本列島に馬が登場するのは、古墳時代の中ごろ、西暦5世紀のはじめ頃といわれています。 縄文時代や弥生時代の遺跡から馬の骨が出土したという話もあり、もっと古くから日本列島に馬がいた可能性はありますが、今のところ確実ではありません。 有名な中国の書物『魏志倭人伝』も、弥生時代の日本について「馬なし」と記述しています。
江戸時代 馬 どこから?
江戸時代、ニシン漁で荷物を運ぶため北海道に渡った東北地方の南部馬が、現地に置き去りにされ、野生化した馬の子孫が北海道の原野で自然繁殖した。 そうした野生の馬の子孫が、北海道和種である――と考えられている。 日本の在来馬のなかでも、最も「野生の記憶」をとどめた馬である。