長い毛は虫を追い払うのに大活躍するため、虫が飛び交う季節になると馬はさかんにしっぽを振るようになります。 また、気分が高揚している時は尾を高く持ち上げ、恐怖を感じた時は両後肢の間に巻き込んだりと、尾の動きからも馬の感情を読み取ることができます。
馬の尻尾 なぜ長い?
長いしっぽは、ハエやアブなどの虫を追い払うのに、とても役に立ちます。 そのため、虫が多い時期はよくしっぽを振ります。 また、しっぽが届かない場所に虫が来たときは長い首を使って追い払ったり、皮膚をブルブルっと震わせて追い払います。
なぜ馬は人を乗せる?
牛は首が短いですし、ラクダは逆に首が長すぎます。 鹿や山羊などは頭が小さすぎますし、また角が邪魔になります。 その点で馬は人間に従順な性格(馬にもよりますが)で、物事を理解する能力などにも優れており、身体のつくりも人間を乗せやすくなっています。
馬のたてがみは何のためにあるの?
実は馬のたてがみは、触角の役割があるのです。 軽く髪に触れただけで何か当たったと感じることができますよね。 それと同じ役割が馬のたてがみにもあるのです。 体に危険な物が近づいていることを的確に知らせるアンテナの役目もあります。
なぜ動物には尻尾があるのか?
尻尾の役割は、ライオンやチーターなどの動物では、疾走するときのバランスを取ったり方向舵の働きがあるといわれている。 リスなども樹上でバランスを取ったり、体を支えたりとの役割があるといわれている。 また、樹上生活をするクモザルなどの尻尾は、木の枝に巻き付けて体を支える手足のような役割もある。