経過から、数日から数週間で治る急性気管支炎と、数週間から数カ月の間にわたって咳や痰などの症状が続く慢性気管支炎とに分けられます。 さらに、炎症がより抹消の肺胞領域にまで進展して「気管支肺炎」の病像を呈することもあります。
慢性気管支炎 いつから?
慢性気管支炎は、原因不明の咳や痰が1年のうちに3か月以上持続し、なおかつそれが2年以上続いている場合を指します。 あらゆる検査を行って、それでもはっきりとした原因がわからないときに慢性気管支炎と診断されることになります。
慢性気管支炎 なぜ?
慢性気管支炎の原因 ・たばこ・アレルギー体質・大気汚染・百日咳・副鼻腔気管支症候群・抗酸菌 など慢性気管支炎の原因は主にたばこが考えられますが、そのほかアレルギー体質や大気汚染も原因として考えられることがあります。
気管支炎 うつる いつまで?
感染期間:症状のある間は感染力があります。 他の人に最もうつしやすいのは症状の激しい発症3-8日目ですが、乳幼児や免疫に問題のある症例ではウイルスの排泄が3-4 週間、あるいはもっと長期間持続することが報告されています。
気管支炎は治りますか?
気管支炎という場合には、急性気管支炎を指すことが多いです。 急性気管支炎の原因の約9割はウイルスであり、自然に治ります。 ウイルスによる気管支炎には、抗生物質の治療は不要です。 急性気管支炎の咳が3週間以上続く場合は、感染後の咳と考えられ、麦門冬湯などが咳止めとして使われます。