食べ過ぎ・飲み過ぎ、トウガラシなどの刺激物の摂取、ピロリ菌感染などが原因で、急に胃の粘膜に炎症が起こった状態です。 胃痛などの症状が現れますが、通常、2~3日程度で治まります。
慢性胃炎 なにか?
どんな状態が慢性胃炎なのかと言うと、その名の通り長期間に渡り慢性的に胃炎の状態が続くことにより、胃の粘膜が萎縮してしまったり荒れてしまう状態になります。 多くはピロリ菌が原因となり、粘膜が萎縮してしまった状態をまた、慢性萎縮性胃炎と言います。
慢性胃炎放置するとどうなる?
慢性胃炎を放置しておくと、胃の粘膜が薄くなる萎縮性胃炎に進んでしまいます。 萎縮性胃炎が続くと、胃の粘膜が腸の粘膜のようになってしまう腸上皮化成を起こし、その一部ががん化し、胃がんへと成長してしまいます。
慢性胃炎はどうやって治す?
慢性胃炎の根本的な治療法はありません。 症状がない場合は、治療することなく経過をみてよいです。 しかし、発症の原因がピロリ菌感染である場合は、通常3種類の薬(抗生物質2種と胃酸分泌をおさえるプロトンポンプ阻害薬)を1週間服用し、除菌を行ないます。
胃炎はどのくらいで治るの?
急性胃炎の場合 原因を取り除けば、症状は1週間以内になくなります。 胃の壁のただれが強い場合でも、1か月もすれば完全によくなります。