分布:シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯・樹木のない岩石地説明:ネコ科の動物の中では、最も古い種。 特徴的な厚い毛は雪の上や凍った地面の上に腹ばいになった時に体を冷やさないため。 乾燥した高地の岩石で生活していて岩陰から覗いても目立たないように、目が高い位置についている。
マヌルネコの由来は?
寒く乾いた荒地の岩場にすんでいるので、からだの毛が長く厚くはえ、寒さから身を守っています。 マヌルとは、モンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味です。
マヌルネコの出身は?
東の横綱マヌルネコ(モンゴル出身)
マヌルネコ 何科?
ネコ科マヌルネコは、食肉目ネコ科Otocolobus属に分類される肉食類です。 本種のみでOtocolobus属を構成します。 別名「モウコヤマネコ」と呼ばれることもあります。 属性のOutocolbusとは「耳が短い」、名前のマヌル(manul)はモンゴル語に由来し「小さい野生猫」の意味を持ちます。
マヌルネコの生態は?
生態 標高450 - 5,073メートルにある、岩場の多い草原やステップ・半砂漠などに生息する。 昼夜を問わず活動するが、捕食者などを避けるため狩りは主に薄明薄暮時に行う。 危険を感じると動かずに身をかがめて、地面に腹這いになる。