通常、生殖に関連する行動や生殖活動ができるよう維持するために非常に多くのカロリーが使われます。 しかし、去勢・避妊手術をすることで、生殖に使用されていたエネルギーが使われなくなり、消費カロリーが低下するため太りやすくなるのです。
去勢するとなぜ太る?
犬が避妊・去勢をすると太りやすくなると聞くとすごく不思議な感じがしますよね。 なぜ避妊・去勢をしただけで太りやすくなるのかというと、それは避妊去勢することで性ホルモンの分泌がなくなり、食欲を抑制する働きが落ちてしまうことや活発でなくなり消費カロリーが減ること、繁殖するためのエネルギー消費がなくなるからなんです。
猫の避妊手術の体重は?
避妊手術は生後6か月以内で体重が約2kgを目安に行う事をオススメしています。 もちろん、上記の基準にあてはまらない場合も手術可能です。 生後6か月というのは6か月以内に行う事によって乳腺腫瘍の発生確率を9割下げられるからです。 1年以内であれば8割下げられるので1年以内には手術してあげられるといいですね。
避妊手術した猫のフードは?
高たんぱく、カロリーと脂質が控えめ 肉食動物である猫には、動物性タンパク質が豊富な肉・魚をメインにしたキャットフードを選ぶことが大切です。 ただ、術後は太りやすいので、肉・魚をメインとしており、かつカロリーや脂質を控えめにしたフードを選んであげることをおすすめします。
猫 去勢後のフード いつまで?
手術後1ヶ月から 避妊・去勢猫用フードを与える場合は、完全に身体が回復する手術後1ヶ月後からにしましょう。 身体を回復させるためには、より多くの栄養を必要とするので、カロリーを減らす必要はありません。 しかし、術後一ヶ月経って体重が増加していたら、その後も体重は増えていく可能性が高いです。