動くものに夢中になる理由 猫はピンポン玉、壁に照らされた懐中電灯の光、ネコじゃらし、飼い主のくるぶし、果ては自分のしっぽなど、目の前でちょこまかと動くものを見ると我を忘れて夢中になります。 この行動の理由は、動く獲物を捕らえようとする狩猟本能です。
なぜ猫は猫じゃらしに反応するのか?
狩猟本能が刺激されるから もともと猫は肉食動物で、獲物を捕まえて食べる本能がありますが、ネコじゃらしはこの狩猟本能を刺激する動きをします。 猫の獲物のターゲットとなってきたのは自分より小さなネズミや鳥・虫などで、これらの獲物が小刻みに動く様子がネコじゃらしの細やかな動きと似ています。
ネコ 単独行動 なぜ?
一方、単独行動の猫は、リーダーを必要としていないので、飼い主に対する忠誠心もありません。 猫は、今何をするべきか、どう行動するべきかの判断をすべて自分で行います。 猫がプライドが高く、マイペースで気分屋といわれるのは、こういう習性からです。 また、猫は独立心が強いので、無理強いされることを嫌います。
猫 遊ぶ なぜ?
その本能はいまも残っていて、動くものを見ると、勝手に体が反応して追いかけてしまいます。 しかし、室内飼育の猫に、本物のハンティング機会はほとんどありません。 素早く動いたり音が鳴るおもちゃで狩猟本能を満たしてあげる遊びは、運動不足やストレス解消にとても大切です。
猫 追いかける なぜ?
猫は体が小さく、動きが俊敏なため、犬は猫を見ると「獲物だ」と認識します。 こうして狩猟本能のスイッチが入り、追いかけたくなってしまうのです。