猫が何もない場所をじっと見つめる理由 飼い主が声をかけても応じずに何かを集中して目で追っていたり、何もない場所に飛びかかって何かを捕まえようとしたり。 もしかして人間の目に見えない何かが見えているのでは?という考えが頭を過るかもしれないが、結論から言うと、実はその通りなのである。
猫が一点を見つめるのはなぜ?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師): 「猫はもともと狩猟する動物のため、獲物をじっと見つめて観察し、狩猟するタイミングを見計らう習性があります。 一点を見つめるのは、こういった習性から来るものと思われます。
猫が何もないところを目で追いかける?
獲物をじっと見つめて観察している 瞳孔をしっかり開いて何かを追っているなら、小さな獲物を目で追っている状況と考えられます。 この状況が、人間からすると何もないところを見つめているように見えることがあります。 しかし実際には獲物を目で追っているのです。
猫が見つめてくるのはなぜ?
外で過ごしている猫たちの間で、猫同士で視線を合わせてじっと見つめる行為は相手を敵とみなしている、という意味を示します。 それに対して、家で猫が飼い主さんをじっと見つめてくるのは、飼い猫特有に見られる行動。 飼い主さんを敵とみなしているのではなく、何かを要求しているときに飼い主さんを見つめるといわれています。
猫 何もないところを掘る?
猫が掘る行動が一番よく見られるのは排泄するときです。 カーペットや布団をほりほりするときは、排泄したい気持ちになっていることも考えられえます。 大人の猫になると自分がくつろぐ場所である布団などには排泄することはほとんどないと思いますが、特に子猫のときは布団に粗相してしまうこともあります。