仰向けで眠る猫は、飼い主のそばで安心し、リラックスできている状態です。 もともとは野生で暮らしていた猫たちは、自分の縄張りへの侵入者や外敵に警戒しながら生活をしていました。 また、動物にとっておなかは急所です。 すなわち、おなかをすべてさらけ出して仰向けで寝ているというのは、急所をむき出しにしているのと同じこと。
猫 いつも仰向け?
猫にとって仰向けの姿勢は弱点をさらしているようなものです。 もし愛猫が弱点であるお腹を見せてくれているのであれば、愛猫に信頼されている証拠ともいえます。 何かあった場合でも飼い主さんが守ってくれると思っているのでゆっくりと寛いでいるのです。 飼主としては嬉しい瞬間でもありますね。
猫はいつ寝るのか?
猫は明け方と薄暮の時間に活発に活動する薄明薄暮性動物で、昼間はぐっすり眠ります。 成猫の睡眠時間は1日16時間、子猫は成猫よりも睡眠時間が長く、1日20時間近くも眠ります。 成猫は昼にたくさん眠って体力を温存し、子猫は大きくなるためにたくさん眠ります。 寝ている猫を見かけたら寝相を観察してみましょう。
へそ天 猫 なぜ?
猫にとって急所であるお腹を上にして寝転がれるということは、警戒する必要がない状況で安心しきっているのでしょう。 その状況であれば、お腹を見せても攻撃されることはない、万が一の危険もないと確信しているからこそ、へそ天のような無防備な格好ができるのです。
いつもお腹を見せる 猫?
猫は、普段はお腹を守るような体勢になっていることがほとんどです。 おやつがほしいときや撫でてほしいときに期待を込めてお腹を見せることがあります。 このようなシチュエーションでお腹を見せてもらえるということは、猫から信頼されていることの証です。