女の人の高くて柔らかい声の方がよく聞こえるためです。 猫は、高い所から落ちてもくるりと身をひるがえし無事着地できるのも、耳の奥にある三半規管のおかげです。 猫は、三半規管の性能が人間より数倍優れているので、落ち始めた瞬間に頭を回転させ、空中で体をひねる事を可能にしているのです。 生まれたばかりの子猫にもある能力です。
猫の耳の役割は?
猫の耳の特徴 猫の耳は、「音を聞く」という以外にも大切な役割を持っています。 それは「体温調節」や「平衡感覚」、「感情表現」です。 猫や犬、うさぎなどの耳が赤くなっていたり、熱を持っていることに気づいたことがある人も多いのではないでしょうか?
猫 どれくらい耳がいい?
では犬や猫はどうでしょうか。 犬が聞き取れる周波数はおよそ65Hz~50,000Hzで、猫は30Hz〜65,000Hzと言われています。 聞き取れる音の幅が人間よりも遥かに広いので、犬や猫は人間が気付かない音を聞くことができるのです。
猫はどこまで聞こえる?
猫に聞こえる音の範囲 猫の可聴域(かちょういき=音の聞こえる範囲)は25~75,000ヘルツくらいです。 人間の「20~20,000ヘルツ」、犬の「40~65,000ヘルツ」と比較しても、高音域に対する感度が優れています。
猫の耳の感情は?
耳を前向きにしてピンと立てているときは、警戒もしくは興味深々(家の中において)であるサインで、音からより多くの情報を得ようとしている状態です。 家の中にいるときは、飼い主や家族の足音・声、猫のご飯を用意している物音など、猫にとって好きな音が聞こえているときも耳を立てます。