猫が日本にやってきたのは当初、奈良時代から平安時代の1200〜1300年前とされていました。 中国から仏教が伝えられた際、経典をネズミの害から守るため船に一緒に乗せられてきたというのが長い間の通説になっていました。
猫は何から進化した?
イタチのような姿をしていた「ミアキス」は、数千万年の時間をかけて巨大化し、猫の祖先種となりました。
猫 もともとどこにいた?
世界のイエネコ計979匹をサンプルとしたミトコンドリアDNAの解析結果により、イエネコの祖先は約13万1,000年前に中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコであることが判明しています。 イエネコが人間と暮らすようになったのは約5,000年前の古代エジプトのころから、というのが長い間定説とされてきました。
猫の古名は?
『日本釋名』では、ネズミを好むの意でネコの名となったとされ、『本草和名』では、古名を「禰古末(ネコマ)」とすることから、「鼠子(ねこ=ネズミ)待ち」の略であるとも推定される。 他の説として「ネコ」は眠りを好むことから「寝子」、また虎に似ていることから「如虎(にょこ)」が語源という解釈もある(『言海』)。
猫と人間の歴史は?
【猫と人間の歴史】 家畜化の始まり 猫の祖先は約13万年前に中東の砂漠などを生息地としたリビアヤマネコだと考えられています。 このヤマネコが約9500年前に人間と接するようになったようです。 2004年、キプロス島にあるシルロカンボス遺跡から人間と一緒に埋葬されているネコ科動物の遺骨が発見されています。