改めて、低温やけどについてご説明しましょう。 低温やけどとは、体温よりも少し高い温度の熱源に、身体の同じ部位が長時間接触することで起こるやけどのことです。 犬や猫の場合は、だいたい44℃〜50℃程度です。
猫 火傷 何度から?
一般的に低温やけどは軽症の場合が多いのですが、触れている時間が長時間になればなるほどじわじわと皮膚の深いところに達し、重症化します。 猫の場合、44度程度の暖房器具に3~4時間、46度程度の暖房器具に1時間程度触れていると、低温やけどを発症する可能性があると言われています。
猫 湯たんぽ 何度?
湯たんぽは猫に安心感をもたらす 湯たんぽの温度を母猫の体温に近い38〜40℃にしてあげることで、母猫に寄り添ってもらっているような安心感を与えてあげることができます。
子猫 ホットカーペット 何度?
ですので猫にホットカーペットを使う時は猫の体温と同じぐらいに設定してあげるといいでしょう。 高齢猫の体温は少し低めなので、2〜3度くらい温度をあげてください。 子猫は成猫よりも体温がやや高い傾向があり、特に生まれたての子猫は体温と同じくらいの温度を保つようにしましょう。
猫やけどどうする?
受傷から2時間以内であれば、冷水で30分間冷やします。 壊死した組織は取り除き、水道水による洗浄とワセリンなどによる保湿をこまめに行います。 やけどによって皮膚のバリアを損傷し、細菌感染を起こしている場合は、抗菌薬の外用を行います。 重症であれば、入院した上で傷の管理が必要になります。