またたびには中枢神経を麻痺させる作用があり、麻痺の度合いが強すぎると呼吸ができなくなってしまう可能性があります。 与え過ぎると、最悪の場合、愛猫の死を招くというリスクがあることを理解しておくことが大切です。 人間に強い酒をどんどんと飲ませてはいけないように、ねこにも適度なまたたび量があります。
猫にマタタビをあげるとどうなる?
またたびを猫に与えすぎると、中枢神経に刺激が過度に伝わり、異常麻痺などの症状を引き起こす危険性があります。 ひどい場合には呼吸困難に陥ることもありますので、与えすぎには十分に注意が必要となります。
猫にまたたびはいつから?
基本的には成猫(生後9か月を過ぎた頃)になってから与えるのが理想です。 しかし、与える量は気を付けてくださいね。 爪とぎなどに付属している袋タイプのものだと0.5g入りのものが多いので、心配はいりませんが、1g以上は与えない方が無難かも知れません。
猫またたび いつまで?
何歳まで与えてもよい? 老猫にまたたびを与えたら体調不良に陥ったという話は聞きませんので、年齢制限はないと考えられます。 しかし若い猫よりも高齢の猫の方がまたたびに対するリアクションが悪くなってしまうことは確かなようです。 :Bol, 2016)。
なぜ猫にまたたび?
岩手大の宮崎雅雄教授らの研究グループは20日、猫がマタタビを体に擦り付けるのは、蚊を遠ざけるためであることを解明したと発表した。 猫がマタタビを好み、特異な反応を示す生物学的な意味はこれまで未解明だったという。 寄生虫やウイルスを媒介する蚊から、人間が身を守ることに応用できる可能性があるとしている。