涙の色は赤茶色なので、異変を目で確かめることができます。 検査は、まず原因をつきとめてから、専用の試験紙を用いて涙の分泌量を測ります。 治療は原因によって異なります。 異物が原因の場合は、異物を除去する処置を行います。
猫 涙 なぜ茶色?
流涙症では涙が過剰に目に溜まるため、目頭あたりから涙が流れて目周囲や鼻筋が濡れた状態になります。 片眼だけのときもあれば、両眼に見られることもあります。 目の周りが濡れた状態のままだと、涙の成分で被毛が茶褐色に変色し、いわゆる「涙やけ」になります。 被毛が白い猫は特に目立つので、早く気づけるかもしれません。
猫 涙 どんな時?
猫が涙を流すのは、何らかの原因で涙の分泌量が過剰になったり、涙がうまく鼻涙管(びるいかん)の中へ入っていかなかったりしたときです。 例えば、ご飯を食べるとき、床に顔を近づけてほこりに刺激される、フードの香料に刺激されるなどで涙を流す猫がいます。 ... しかし、猫は人間と違い、感情によって涙を流して泣くことはないのです。
猫の涙はなぜ赤い?
猫の目や、目の周りが赤くなる原因で一番多いのは、ウイルスや細菌の感染です。 ヘルペスウイルスやクラミジアに感染すると、涙がたくさん出る、目が充血する、目の周りが赤くなるなどの症状が現れます。 慢性化すると結膜が赤い状態が続き、涙が常に出る流涙症(りょうるいしょう)になる可能性があります。
猫の目やになぜ茶色?
少量の赤茶色や茶色の固めの目やにが少量付いているのは、正常の範囲内といえます。 しかし、緑や黄色の膿のような目やにが出ている場合はウイルスや細菌に感染している可能性があります。 赤茶色や茶色の生理的な目やにでも、量が多くて気になる場合は、濡らしたガーゼでふき取っても大丈夫です。