猫の涙は涙腺から常に分泌され、目の表面全体を覆って目が乾かないようにする、外界の刺激から目を守る、角膜(黒目の部分)に酸素や栄養を送るなどの役割を担っています。 そして、涙は目頭にある涙点(るいてん)と呼ばれる穴へ入り、鼻涙管という管の中を通って鼻の奥へと流れていきます。
猫 風邪って何?
猫風邪(猫の上部気道感染症)は、鼻水やくしゃみ、咳や目やにが出るなど、人の風邪のような症状を引き起こす病気です。 ヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアなどに感染することで起こります。
猫 涙 ただれ?
猫の涙やけは、涙の量が増えてあふれてしまい、涙の成分を栄養として菌が増えてしまうことで起こります。 対策としては、菌が繁殖してしまう前に涙を拭き取り、菌が繁殖しにくい環境を維持すること。 猫は本来きれい好きな動物ですので、涙があふれて濡れてしまっても自分の前足で拭き取ることもできます。
猫の目やに黒いのはなぜ?
黒い目やには大丈夫? 目やには、涙の中に含まれている粘液が目に入ったごみや古くなった細胞などを絡め取ってできた老廃物です。 猫の場合、正常な新陳代謝によって少量の茶~黒色の乾燥した目やにが出ることがあります。 この場合は特に病気などではないので、心配する必要はありませんよ。
猫 目やに いつもと違う?
「おかしいな」と思ったら迷わず動物病院へ 普段と比べて目やにの量が多い、色が違う、ねばねばしたりドロッとしているなどの異常を感じたら、早めに動物病院に相談するようにしましょう。 目の傷は悪化させてしまうと視力に影響することもありますし、猫風邪などの感染症も様々な症状が出て、猫ちゃんも苦しい思いをしてしまいます。