猫のしっぽには、体のバランスをとったり、体に巻きつけて保温したりという体の機能面だけでなく、機嫌や喜びを表す感情表現としての機能もあります。 飼い主さんと愛猫のコミュニケーションにも、猫のしっぽをもっと活用してみましょう。
猫が尻尾をふりふりするのはなぜ?
しっぽを大きくゆっくり振っている これはリラックスしていて、ご機嫌な気分の表れです。 ゆっくりしているので、声をかけたり触ったりせず、ほうっておきましょう。 また寝転びながら、しっぽの先だけパタパタと振ることがあります。 「めんどうくさい」気持ちの表れです。
猫 いつも尻尾下がってる?
猫は尻尾で感情や気持ちを表現します。 尻尾が下がっているときは、悲しさや寂しさを感じている場合や、恐怖で脅えている状態であることが考えられます。 愛猫が悲しさを感じているようなら、優しくなだめる、リラックスできる雰囲気を作ってあげるなどしてみてください。 落ち着いたら、気分を変えるために遊んであげると良いです。
猫の尻尾はなぜ長い?
猫のしっぽの長さは親からの遺伝子で決まります。 遺伝子には「優性遺伝子」と「劣性遺伝子」があります。 短いしっぽが「優性遺伝子」で、長いしっぽは「劣性遺伝子」です。 しっぽが短い猫としっぽが長い猫が交配すると「優性遺伝子」の影響が大きいため、しっぽが短い猫が生まれてきますよ。
猫 しっぽ いつも立ってる?
これは、子猫が母猫の真似をしている意味もありますが、道中はぐれないように目印としてしっぽが機能しているのです。 その名残で、しっぽをピンと立てているときの猫の気持ちは、「かまって」「ここにいるよ」「うれしい」などで、相手に好意を伝えている行動です。