中毒症状がひどいと危険な状態に 猫には中毒になる対象物が多いです。 中毒症状では、よだれが大量に出る、下痢、嘔吐などが多く見られ、重い場合は泡を吹く、引きつけを起こす、痙攣を起こすなどの症状もでてきます。 猫の中毒となる対象物をいくつかご紹介します。
猫 中毒症状 よだれ?
猫のよだれが泡状の場合は、中毒やてんかんが疑われます。 中毒は飲み込んでしまったものや量によっては命にかかわることがありますので注意が必要です。
猫 吐きそうで吐かない よだれ?
食道内異物、食道の腫瘍、食道炎、巨大食道症などによって、食道の粘膜が刺激されることで、よだれが増えることがあります。 胃拡張、胃捻転などを起こすと、吐きたくても吐けないため、よだれが大量に出ることがあります。 脳の構造そのものは正常で、機能にのみ異常が起こる病気です。
猫 嘔吐 よだれ?
猫は、普段から飲み込んだ毛玉などを吐きますが、1日3回以上の頻繁な嘔吐が連日続くと胃酸によって食道がただれることがあります。 このように逆流した胃酸によって食道炎を起こしている猫では、食道粘膜の刺激によってよだれが増えます。 頻繁な嘔吐や食欲不振、げっぷをする様子がある猫では食道炎を疑います。
猫 腎臓病 末期 よだれ?
15歳以上の猫では30%以上が慢性腎不全を患っているとの報告もあります。 初期には飲水量の増加、尿量の増加が認められ、薄いおしっこを大量に排泄するようになります。 進行すると尿毒症と呼ばれる状態になり、嘔吐やよだれ、食欲低下などが認められます。 さらに進行すると腎臓で尿が作られなくなり、おしっこが減ります。