体についた汚れやニオイを取り、「感覚毛」と呼ばれる毛をきれいに保つことで、獲物の気配や危険を察知しやすくなります。 毛並みを整えるのは、毛のもつれを防いで、ノミなどを寄せ付けないため。 毛玉になりかけているときは、歯でカミカミして整えることもあります。 また夏場は、毛を唾液でぬらして蒸発させることで体温を下げる効果も。 9 мар. 2019 г.
猫 なぜ毛を舐める?
体温調整を行うため 汗腺がほとんどない猫は、人と違い汗をあまりかきません。 そのため、暑い夏場などは舐めることで唾液を気化させ体温を下げているのです。 また冷却効果だけではなく、寒い冬はグルーミングをすることで体毛の間に空気の層を作り、保温効果を生み出すことで体温を逃がさないようにしています。
猫 なぜ毛がある?
肉球の間には、長い毛がびっしり生えています。 この「肉球の間の毛」には、地面の熱さから皮膚を守ったり、滑り止めになったりという役割がありします。 猫はもともと、砂漠出身の動物。 灼熱の暑さから皮膚を守るために、この肉球の毛が長くなったといわれているのです。
猫ペロペロなぜ?
猫が飼い主の手や顔をペロペロと舐めてくるのは、愛情表現です。 親猫が子猫の体を舐めてあげるのと同じように、「大好きだよ」「大切な仲間だよ」ということを飼い主に伝えているのです。 特に顔を舐めてくる場合は、最大限の愛情表現と言っても良いでしょう。
猫の舌 ザラザラなのはなぜ?
猫の舌がザラザラしているのは、糸状乳頭と呼ばれる小さな突起がのどに向かって生えているからです。 猫科の動物は、犬のような強いあごと歯をもたず、獲物の骨をかみ砕けないため、このザラザラの舌を使って骨に付いた肉をこそげ取って食べるのです。