毛乳頭の上の部分に「毛母細胞」というものがあり、この毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらい、 細胞分裂することで毛が発生し成長します。 つまり、毛母細胞がある限り、いくら抜いても抜いても毛が生えてきてしまうのです。
抜いた毛 いつ生えてくる?
皮膚の表面に出来てきてから、自然に抜け落ちるまでの期間が長いのが特徴。 抜けた毛が生え変わるまでの日数は約3か月~半年。 一日に伸びる長さは約0.2ミリ。 一度抜いた毛が生え変わる日数は約4ヶ月。
毛を抜き続けるとどうなるか?
毛を抜き続けていると、発毛組織がダメージを受けます。 これにより一時的に生えてくる毛が細くなり、毛が生えてきにくくなったと感じることがあります。 しかし発毛組織は残っており、毛根が死んだわけではありません。 そのため毛抜きを使うのを止めて、発毛組織のダメージが回復すると、元通りに生えてくるようになります。
髭 抜いても生えてくる なぜ?
単に抜くときの力によって、ヒゲが離れただけです。 白い鞘みたいなものは「毛根鞘(もうこんしょう)」といって、毛根とヒゲを毛穴に固定する役割があります。 結局、毛根が残っているため、数日経つとヒゲがまた生えてしまうわけです。 ヒゲを抜くときは、毛穴や毛根に大きな力が加わり、ダメージを与えてしまいます。
陰毛 抜き続けるとどうなる?
デリケートゾーンのお肌はとても薄く、敏感です。 そのため、陰毛(アンダーヘア)を抜く、むしる行為を繰り返すことで皮膚が傷み、時に毛穴から出血が起こるなど肌がただれてしまう可能性があります。 そこに細菌が入り込み、炎症を起こしてしまい、肌に跡が残ってしまうため注意が必要です。