猫の肥大型心筋症は有病率約15%ととても高く、発症年齢も3ヶ月から17歳と幼少期から高齢の猫までとても幅広いことが特徴です。 2 нояб. 2020 г.
猫 心筋症 何歳?
重症度や進行速度は個体差が大きく、診断時の年齢は5.5歳を中心に4か月~16歳と大きな幅があります。 症状が重症化/劇症化しない限り気づかれないことも少なくなく、病気に気づかず過ごしている猫も一定数存在すると考えられています。
猫の心筋症の原因は?
心筋症の原因の多くは不明ですが、「拡張型心筋症」の場合は、原因の1つとして、タウリンの欠乏が関係して発症することがわかっています。 現在は栄養基準を満たしたフードの普及によって発症数は減少する傾向にありますが、この拡張型心筋症は遺伝が関係している場合もあるといわれています。
猫の心筋症の症状は?
心筋症の初期では、元気がない、あまり運動をしなくなった、といった症状が見られることが多いです。 心筋症が進行して呼吸がしんどい状態が続くようになるにつれて、少し動くとすぐにうずくまってしまう、ほとんど動かなくなるといった症状が顕著になってきます。
猫の心臓病の余命は?
急に悪くなる猫もいれば進行がとてもゆっくりの猫もいます。 無症状の場合は、3〜5年の余命と報告されています。 ただし、症状が出ている場合の長期生存は難しいことが多く入院中に亡くなってしまう場合も少なくはありません。 また、症状が回復しても急に悪化したり突然亡くなってしまうこともあります。