猫が妖怪として考えられるようになった原因は以下のような特性があるからだと言われています。 従順で明るいイメージのある犬と比べて、猫は神秘的でミステリアスなイメージがあります。 可愛いのにどこか不気味な雰囲気を纏うことから、愛玩動物である一方で妖怪を思わせる存在でもあったのでしょう。
猫又 何者?
日本各地にある伝承や民話、怪談に登場する猫の妖怪です。 猫又の物語は、大きく2つに分類されます。 1つ目が、ペットとして暮らしていた猫が化けたもの。 2つ目が山に住む猫の化けたもの。
猫又 なぜ?
ネコはその眼光や不思議な習性により、古来から魔性のものと考えられ、葬儀の場で死者をよみがえらせたり、ネコを殺すと7代までたたられるなどと恐れられており、そうした俗信が背景となって猫又の伝説が生まれたものと考えられている。
化け猫 何する?
化け猫のなす怪異は様々だが、主なものとしては人間に変化する、手拭を頭にかぶって猫おどりする、人間の言葉を喋る、人間を祟る、死人を操る、人間に憑く、山に潜み、オオカミを引き連れて旅人を襲う、などといったことがあげられる。
ねこまた 何歳?
そのため、二股になるような長い尻尾のネコより短いネコが好まれ、尻尾の丸い「ジャパニーズボブテイル」が日本に多いのではなないかともいわれています。 ちなみに、地方によってネコマタ化するという年齢に差があり、沖縄では13年、長野や茨城では12年、広島では7年以上生きたネコは尻尾が分かれて飼い主を襲うといわれていたようです。