猫は犬と異なり、日常的によだれを垂らすことはほとんどありません。 しかし、猫がよだれを垂らしているからといって必ずしも病気とは限りません。 例えば、興奮や緊張をして交感神経が刺激されたときや、リラックスしたり、お腹が空いたりして副交感神経が刺激されたときによだれを垂らすことがあります。
猫 体調不良 よだれ?
唾液腺炎、唾液腺嚢腫(ガマ腫)によって、唾液の分泌異常が起こります。 症状が悪化すると、食欲低下などの症状がみられ体調が悪化していきます。 食道内異物、食道の腫瘍、食道炎、巨大食道症などによって、食道の粘膜が刺激されることで、よだれが増えることがあります。
猫 よだれ 膿?
難治性口内炎 「難治性口内炎」は、中・高年齢の猫に多い、激しい痛みを伴う慢性の炎症性疾患です。 ひどい口臭や膿のようなよだれ、歯肉や口腔粘膜が赤く腫れ、潰瘍や出血が見られることもあります。 痛みで食べられず、どんどん衰弱していく、たいへんつらい病気です。
猫 腎不全 末期 よだれ?
急性腎不全は、腎臓が急に機能しなくなってしまい、脱水や尿毒症といった症状が現れる病気です。 元気がなくなって食欲が落ちたり、排尿の量が極端に減ります。 また、吐き気も出てくるため、よだれの量も増え、何回も口元を舐めるような行動をとるようになります。 症状が重い場合は、尿が出なくなってしまうという危険な状況になります。
猫 よだれ リラックス?
獣医の説明によると、猫が人と触れ合っている時に出るよだれは悪いものではなく、単に猫が嬉しくてリラックスしているサイン。 猫は一般的に愛情深い動物で、嬉しいときの情緒表現のひとつとしてよだれを出すようだ。 そして寝ているときに出るよだれも、猫が完全にリラックスしている証拠である。