よだれが出る原因としては、口腔内の疾患、唾液腺の疾患、代謝異常によるもの(肝機能不全や腎機能不全など)、神経疾患など、多くの病気が考えられます。 まずは、口腔内を観察し、口の中に痛みの原因となるようなものがないかをチェックしましょう。 口の中にとくに異常がみられない場合は別の病気が考えられます。
猫のよだれが止まらない?
免疫力が下がる主な原因としては、猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症や猫白血病ウイルス(FeLV)感染症、猫風邪の一種である猫カリシウイルス(FCV)感染症が挙げられます。 また、熱中症やてんかん、腎不全などの病気が原因で、よだれを垂らすこともあります。
猫 腎不全 末期 よだれ?
急性腎不全は、腎臓が急に機能しなくなってしまい、脱水や尿毒症といった症状が現れる病気です。 元気がなくなって食欲が落ちたり、排尿の量が極端に減ります。 また、吐き気も出てくるため、よだれの量も増え、何回も口元を舐めるような行動をとるようになります。 症状が重い場合は、尿が出なくなってしまうという危険な状況になります。
猫 よだれ 元気?
元気だったのに急によだれを出している場合、中毒の可能性もあります。 猫にとって良くない成分を取り込んでしまったことで発生します。 食べ物だけではなく、除草剤や殺鼠剤、ノミ取り首輪などに含まれている化学物質で発症する可能性もあります。 また、植物が原因の場合もあります。
猫 よだれ リラックス?
獣医の説明によると、猫が人と触れ合っている時に出るよだれは悪いものではなく、単に猫が嬉しくてリラックスしているサイン。 猫は一般的に愛情深い動物で、嬉しいときの情緒表現のひとつとしてよだれを出すようだ。 そして寝ているときに出るよだれも、猫が完全にリラックスしている証拠である。