ネコはその眼光や不思議な習性により、古来から魔性のものと考えられ、葬儀の場で死者をよみがえらせたり、ネコを殺すと7代までたたられるなどと恐れられており、そうした俗信が背景となって猫又の伝説が生まれたものと考えられている。
化け猫 何をする?
化け猫のなす怪異は様々だが、主なものとしては人間に変化する、手拭を頭にかぶって猫おどりする、人間の言葉を喋る、人間を祟る、死人を操る、人間に憑く、山に潜み、オオカミを引き連れて旅人を襲う、などといったことがあげられる。
猫又 何年生きたら?
長生きした猫は化ける しばしば語られているのが「10年生きた猫は化け猫に、20年生きた猫は猫又になって人間を化かす」といった俗説。 化けるまでの年数は説によって異なるようだ。 なぜかどちらも“人間に飼われている猫”限定らしく、野良猫が化けるという話は聞かない。
化け猫 いつから?
平安時代(794年~1185年) 「猫が化ける」という図式が登場し始めたのは、おそらく平安後期の頃だろうと推測されます。
猫の16歳は人間でいうと何歳?
1歳齢以降は、1年間にだいたい4歳ずつ年をとる計算で考えると、イメージしやすいかもしれません。 そうすると、6歳齢では人間の40歳、11歳齢で人間の60歳、16歳齢になると人間の80歳に相当します。 およそ10歳を超えると「高齢期」となります。