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マラセチア菌 どこにいる?
マラセチアは脂漏部位(頭皮、顔面、胸部、背部など)に多く、リパーゼを産生して皮脂を分解し、その分解産物が皮膚炎を起こします。 夏よりも冬に増悪する印象です。 治療は抗真菌剤外用、ステロイド外用、ビタミン剤の内服などを行います。
マラセチア なぜなる?
マラセチアは、皮膚の「皮脂」をゴハンにしているため、この皮脂が多い犬種や、皮脂が多い状態が続くと、皮膚で異常増殖が起こり、皮膚炎を引き起こします。 この時に、同時に、皮膚のブドウ球菌も悪さを一緒にしていることが多いと考えられています。
マラセチア皮膚炎って何?
マラセチアは犬の皮膚の表面に元々生存する真菌(カビの一種)です。 このマラセチアが異常増殖することにより皮膚に痒み・赤みが生じます。 特に症状が出やすい場所は、口周り・耳・首の腹足・腋の下・下腹部・内股・指の間・会陰部などで(下図を参照)、夏場には悪化する傾向があります。
マラセチア菌 どれくらいで治る?
マラセチアは、外用抗真菌薬を塗布すると、1~2週間で症状が軽快します。 ただ、3~4ヶ月で再発することが多く、外用抗真菌薬の再塗布が必要になります。