前回マラソン中の突然死例を書き並べましたが、中高年の男性が多かったですよね。よってこの年齢層にはマラソンは最も危険なスポーツなのでしょうか?1984年~1988 .
マラソン 心肺停止 なぜ?
年齢にかかわらず激しい運動と脱水が重なると、人間の心臓は心室細動を起こしやすくなります。 この心室細動が起きると心停止の状態になりますので、トライアスロンやマラソンなどの激しい運動を行うときには注意が必要です。
心臓突然死 なぜ?
突然死は、予期しない急死のことで、発症から24時間以内の死亡と定義されています。 原因は、心筋梗塞をはじめ、心筋症、弁膜症、心不全などの心臓病によるものが六割以上を占め、そのほとんどが心室で生じる致死的な不整脈に起因するといわれています。
突然死を起こす疾患はどれか?
原因疾患としては虚血性心疾患、急性冠症候群、間質性心筋炎、特発性心筋症、冠動脈起始異常、ブルガダ症候群などがあげられる。 消化器疾患 肝硬変、肝血管腫、胃潰瘍、マロリー・ワイス症候群、イレウスなどがあげられる。 脳疾患 クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞などがあげられる。
アスリート 突然死 なぜ?
スポーツ関連の突然死は若者に多い 正確な死因はわかっていませんが、肥大型心筋症という心臓の筋肉が分厚くなる病気が原因ではないかといわれています。 また、心電図も心エコーも正常で、冠動脈狭窄がない場合でも、冠動脈の奇形が突然死の原因になることもありますので、注意が必要です。