内耳の三半規管の異常によって起こります。 三半規管内の老廃物などの異物がうまく処理されずに三半規管内に溜まってしまい、頭を動かしたときに移動して、リンパ液の流れを乱しその刺激が異常な信号と捕らえられバランスを崩すためにめまいが起こるのです。
めまいが起こるのはなぜ?
一般的に、めまいは内耳の機能の異常によって引き起こされることが多くなります。 ただ、その他にもストレス、ウイルス感染、脳の異常を原因として起こるケースも少なくありません。 脳の異常とは、主に血流不足、脳幹の機能低下、脳卒中などが該当します。
めまいは何の兆候?
代表的なものは、耳の奥の内耳という部分にある、体の姿勢を保つ器官が何らかの異常を来して起きる内耳性のめまいです。 また、脳卒中や心臓疾患、低血圧など血管の病気、脳・神経の病気、薬、外傷などが原因になることもありますから、原因に応じた治療を行うことが重要です。
寝返り めまい なぜ?
寝返りをしたり、特定の方向を向いたりすると、めまいが起こる症状を「良性発作性頭位めまい症」と言います。 他にも、朝起きた時にクラクラと起きるめまいや短く繰り返すめまいは良性発作性頭位めまい症の可能性があります。 女性や高齢者の方に多いめまいですが、近年は男性の方でも発症を訴える方が増えてきました。
朝めまいがするのはなぜ?
耳石が重力によって三半規管内を移動してしまうのは、三半規管の方向と頭の角度が、重力に対して同じ方向にそろってしまったときです。 頭の位置が問題になります。 そのため、この型のめまいの多くは、朝の起床時に起こります。