メマリーとは第一三共株式会社が2011年6月8日に発売した、中等度および高度アルツハイマー型認知症における症状の進行を抑制する薬です。 錠剤およびOD錠があり、それぞれ5mg,10mg,20mgの各3種類があります。 OD錠とは、特に嚥下状態の悪い方について、少量の水で無理なく服薬できる「口腔内崩壊錠」です。
メマリー 1日何回?
通常、成人にはメマンチン塩酸塩として1日1回5mgから開始し、1週間に5mgずつ増量し、維持量として1日1回20mgを経口投与する。
メマリー飲むとどうなる?
副作用 メマリーを服用し始めると、めまいが出やすいといわれています。 認知症の方にとってめまいは転倒に繋がりやすいので、大変危険な症状です。 他によく出る副作用としては、食欲がなくなる・頭痛・高血圧・便秘・眠気などがあります。
メマリーはいつ飲むのが良いか?
通常、1日1回朝食後に服用します。 少量(1日5mg)で開始し、1週間毎に漸増、4週間後に維持量(1日20mg)とします。 腎臓の悪い人は、少なめになることがあります。 嚥下障害のある患者さんに、OD錠(口腔内崩壊錠)やドライシロップが処方されることがあります。
認知症に効く薬は何?
認知症に対して医学的に効果があると証明されているのは、現在アリセプト®、レミニール®、イクセロンパッチ®とリバスタッチ®のみです。 それ以外にも効果がある薬がある可能性はありますが、効果や安全性がはっきりしない薬を積極的にお勧めするのは難しいところです。