メニエール病は、初期のうちに治療を開始すれば完治が可能な病気ですが、軽いめまいや軽い耳鳴りでは多くの方が疲れのせいと受け止めてしまいがちです。 そのことが早期治療の妨げとなり、治療を長引かせる原因となっています。 メニエール病を治すためには、メニエール病の症状・原因・治療について知ることが大切です。
メニエール病はどのくらいで治るのか?
治療が早い段階から始められれば、1~2か月で症状はほとんどでなくなることもあります。 めまいを何回も繰り返したり、放っていたりすると悪化したり、治療しても症状の改善が見られにくくなります。 メニエール病を疑う場合はすぐに耳鼻咽頭科を受診することをおすすめします。
メニエール病 放置するとどうなるか?
さらにメニエール病では、めまいや難聴が起こってもしばらくすると元に戻るため、繰り返すうちに慣れてしまい、受診が遅れるケースが少なくありません。 しかし放置すると、蝸牛の水ぶくれが進行して聴力はどんどん低下します。 やがてリンパ液を包む膜が破れると、聴覚障害が元に戻らない恐れがあります。
メニエール病 どのくらい続く?
初回発作から2回目の発作までの期間は半年以内が多いようです。 「めまい」患者さんの内の数%位で、そんなに多い病気ではありません。 「めまい」がすべて「メニエール病」というわけではありません。 類似の他の病気との区別をするため、診断が確定するまでに2~3ヵ月の経過観察が必要なこともあります。
メニエール病は何科に行けばいいのか?
耳鼻咽喉科 めまいに加え、聴覚症状がある場合には、メニエール病などの病気が疑われます。 耳鼻咽喉科を受診するとよいでしょう。