メニエール病の原因はずばり「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。 その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。 内耳には前述したとおり、①聞こえの細胞が詰まっている蝸牛と、②平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。
メニエール病 どうすれば?
メニエール病と診断されたら、薬物療法による対症療法が中心になります。 症状の種類や重さに合わせて、血流改善剤・利尿薬・精神安定剤・自律神経調整剤などを用います。 ひどい発作が起きたときは、点滴または注射を行います。 利尿効果を目的として、水分を普段より多めにとるという飲水療法をすすめている病院もあります。
メニエール病どんな人がなりやすい?
統計上では20代から40代の女性に多い病気で、体型がやせ形で几帳面な性格の人がなりやすいという結果が出ています。 しかし、メニエール病の症状があらわれるメカニズムは解明されています。 めまいが主な症状としてあらわれるメニエール病は、脳の病気と思われがちですが実は耳の異常による病気です。
メニエール めまい なぜ?
メニエール病の原因とメカニズム 内耳には、体のバランスをとる三半規管や耳石器、音を感じ取る蝸牛などがあり、これらは内リンパ液という液体で満たされています。 この内リンパ液が増えすぎると、三半規管の働きが障害されてめまいが起きます。 また蝸牛にも影響して難聴や耳鳴りが起こります。
メニエール病 何性?
メニエール病とは、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患です。